日本人の心のふるさと
大和から伊勢へ
Mie,Nara Area
万世一系が真実かどうかはともかく、日本の天皇制は1400年以上もの歴史があり、これだけ長きにわたって、一国の権威的な存在であり続ける皇室は他にない。その天皇制のルーツは大和にある。
そして、伊勢神宮は、20年に1度の遷宮を繰り返しながら、天皇制と同じくらいの長い歳月の間、日本人に大切にされてきた。ともに、日本人の心の深いところに根ざしている崇敬の対象ゆえに、国家神道の暴力に利用された苦い歴史もあり、今後もその可能性に注意を払わねばならないが、どれだけ近代合理主義が進もうとも、天皇制や伊勢参りは、多くの人々に支持され続けている。その理由は、明確にはわからないが、無宗教と言われ精神的拠り所を喪失した現代日本人にとって、心のふるさというべきものを、そこに感じるからだろう。
絶対的に正しいと言えるものは何1つないが、長く続いてきているものには何かしらの真実がある。
伊勢神宮は、個人的なお願いごとをする場所ではなく、神様に日頃の感謝を伝えるところである。そして、天皇は、国民の平和と安寧のために、日々、心をこめて宮中祭祀を行っている。
日本人が、心のふるさとを感じるものは、目には見えないけれど、何かがいつもそばで見守ってくれている。そう感じさせてくれる有難い存在なのだろう。
*これらは、ピンホールカメラで撮影した写真です。写真の上をクリックすると、画像が大きくなり、キャプションが表示されます。
There is neither beginning nor end in the work of life, This remains unchanged in the past,the present,the future, Everything works, continually complementing, The pattern changes constantly. Life spreads all throughout nature without division, What eats others is eaten by others, The previous condition limits the later one. However life being eaten results
いのちの働きに、初めも終わりもない。 過去、現在、未来にわたって変わることもなく、 あらゆるものが、働き合い、補い合いながら連続し、 その模様は、たえず変わり続ける。 いのちは、すべてのものに分け隔てなく行き渡っているが、 食べるものと食べられるものが存在し、 前の条件が後のものを限定する。 しかし、食べられることで別の形で生きることや、 前の条件が壊れて次の土台となることもある。 時には、いのちの冒険によって、新たな生の条件が作られる。 水中から陸上へ、大地から空へ、森からサバンナへ、大陸から別の大陸へ、 新たな生の条件によって、多様なすみわけが進む。 そしてまた、互いに関係し合い、調和と安定を目指し、矛盾を生む。
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There is neither beginning nor end in the work of life, This remains unchanged in the past,the present,the future, Everything works, continually complementing, The pattern changes constantly. Life spreads all throughout nature without division, What eats others is eaten by others, The previous condition limits the later one. However life being eaten results